やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

【SOUND VOLTEX攻略】ボルテで高スコアを出すために重要な4つの事。

こんにちは、やまそうです。

 

今回はSOUND VOLTEXにおいて高いスコアを出すために普段自分が意識している事についてお伝えしようと思います。恐らくですが、スコアを狙った事がない方~PUC埋めをしている方まで参考になると思うので是非読んでいただけると。と言うより上手い人は無意識的にこういう事をしているのではないかと思っています。

 

①"拍"の意識と"分"の意識

これは実際に譜面を見てもらった方が説明しやすいと思うので、以下に画像を貼ります。

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上の譜面画像は、KIMIDORI Streak!!(MXM)の一部で、この曲はBPM219で拍子は4/4拍子です。自分がこの曲をプレーしている時、頭の中で「BPM219で4分のメトロノームを鳴らすイメージ」をしています。これが"拍"の意識です。もちろん譜面を見ないでBPM219の4分を正確に刻むことは不可能なので譜面を見ながらなのですが、拍を刻む上で重要になるのが「拍の頭のノーツをきちんと捉える」という事になります。例えば上の譜面ではC→B→D→Aの16分乱打の繰り返しとなっていますが、ここできちんと捉えるべきなのはCということになります。「Cを4分のリズムで刻む」という事さえ意識していれば、後のノーツでリズムが少し崩れてもCが来る度にリズムが修正できるので精度の上昇が期待できます。もっと上手い人ならば、「CとDを交互に8分のリズムで刻む」という風に意識するのではないかと思います。もちろんこちらの方が要求される認識力が多大になるので上級者向けと言えます。これが"分"の意識です。"分"の意識については少し分かりにくい説明になってしまいましたが、重要なのは「リズムが分かりやすいノーツで精度を修正する」という事です。16分主体の曲なら4つずつに区切って4分のノーツに集中、24分主体の配置なら3つずつに区切って8分のノーツに集中するといった感じです。

 

②目線の固定

これは他のゲームでもよく言われてそうなことなのですが、ボルテにおいても目線の固定は重要です。普段から同じ目線の高さでプレーする事を意識してみましょう。自分の場合だと、「プレイヤーネームが表示されている場所の上半分くらい」を高さの目安にしています。もちろんこれはハイスピや判定調整などによっても変化するため、人によって個人差があると思うので自分なりの正解を探してみると良いでしょう。また、目線を固定する上でプレーする時の姿勢にも気を配ってみましょう。普段足を開いているのか、閉じているのかあるいは腰を落とすのか落とさないのか。これらの点でも目線の高さは変わって来るので注意が必要です。

 

ここで、いきなりさっきと逆の事を言うのですが目線を変更しなければいけない場合があります。それが、視点変更のギミックがある場合になります。ボルテにおける視点変更は「手前側が広くなるもの」「奥側が広くなるもの」の2種類に大きく分けられます。前者では体感ハイスピが下がり、後者では逆に体感ハイスピが上がります。そのため前者では目線を下げ、後者では目線を上げる必要があります。どれくらい目線を動かすか、というのは正直慣れの側面が大きいのでめちゃくちゃ難しい…(説明放棄)

 

③つまみ譜面でハイエナ回しは避ける

ボルテにはハイエナ回し(以下、"ハイエナ"と略します)というつまみ譜面における裏技のようなものがあります。これは「つまみの補正を利用する事で、つまみを超高速で左右に回して無理やり認識できないつまみ配置を通す」事です。18を触り始めてFirestorm(EXH)SACRIFICE feat.ayame(MXM)などのやべーつまみ譜面に出会ってこの回し方をしている方がたまにいるのですが、やめた方が良いです。

 

これは結構ボルテプレイヤーの中でも議論が分かれるところで、否定派の意見としては「筐体のつまみに不要な負荷をかけるから」だったりするのですが、上達の観点から見ても好ましくないように思います。確かにハイエナはある程度のスコア(AAA+くらい?)を出すまでは有効だと思います。しかし、ハイエナの致命的な欠点として「つまみが繋がるかどうかはほぼ運」という点があります。

 

「でも上手い人ってつまみを補正を使って通したりするよね?両方とも補正を使っているのにハイエナを使ったらダメなのはどうして?」という反論が聞こえてきそうです。ここで重要となるのが再現性の有無になります。つまみ補正を利用した回し方では、つまみの簡略化を覚えた上でほぼ確実に繋がる回し方を採用しているため再現性があると言えます。しかし、ハイエナではどうでしょうか。ハイエナは結局高速で左右に回しているに過ぎないので、複数回やって同じ入力をする事はほぼ不可能です。そのためどうしてもスコアが頭打ちになってしまい、998やPUCといった非常に高いスコアを出そうとすると使えなくなってしまうでしょう。

 

中級者くらいの方がハイエナをどうしても使ってしまう理由として、「『こんなつまみ譜面見て回せるようになるはずがない』と思っているから」なのではないかと個人的には思っています。

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↑これはゲーム違い

 

しかし複雑なつまみ譜面がもし運でしか繋がらないとすれば、つまみ譜面でPUCが出せる人なんてそうそういないはずです。しかし、実際にはFirestormとかでPUC出してる人間はいくらでもいる(自分は出てない)ので、上手い人はつまみの簡略化を覚えるもしくは実際に見た通りに回してます。では「つまみの認識力を上げるためにはどうすれば良いのか」という事になるのですが、これはめちゃくちゃ難しい問題なんですよね…というか自分がそんな事を語れるほどつまみ譜面上手くないので。ただ、「見て回せるプレイヤーが多数存在する」という事実だけでも頭の片隅に置いておくと良いのではないでしょうか。余談ですが、自分もとあるランカーの方が「I(MXM)のつまみ発狂は見たまま回している」と言ってたのを聞いてめちゃくちゃびっくりした事があります。

 

④判定調整の使い方

ボルテには判定調整機能があり、選曲画面で「描画に対する判定調整」「音に対する判定調整」の2種類が存在します。元々は前者だけだったのですが、ボルテVの途中でアップデートが入り後者も追加されました。

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判定調整について守って欲しいのが「判定を頻繁に変更しない」という事です。判定を頻繁に変更すると、自分の判定の軸がどこにあるか分からなくなってしまう危険性があります。特にLv20のような難しい譜面を地力不足の段階でやると、EARLYもしくはLATEに判定が偏る、という現象が起きることがあります。ここで判定をいじりたくなる気持ちは分かるのですが、地力が足りてないだけなのでこらえてください。そもそも判定調整は認識が普通に追いつくくらいの譜面でやりましょう。この観点から、自分は「判定の軸をきちんと掴むまでは判定変更は別に使わなくてもよい」と思っています。なんなら自分は判定調整使ってないので…

 

完全に余談なのですが、譜面のオフセット(譜面と音と描画のタイミング)がおかしい譜面ってたまにありますよね。ランスロットとかランスロットとかINSECTICIDEとかあとランスロットとか。次回作になったら修正されるんでしょうか…

 

ここまでボルテにおいて自分が普段光らせるために考えている事を書いてきましたが、いかがだったでしょうか?この記事が皆さまのスコア向上に繋がれば幸いです。それでは今回はここで。

 

それでは~