やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

GITADORAを始めてみませんか?

こんにちは、やまそうです。

 

最近、自分の周りでGITADORAを始めた方が増えたので、「ついでにもっと新規プレイヤーを増やせないかな…」ということでGITADORAの面白さを伝えてみようかなと思いこの記事を書いています。自分とちょっと下、もしくは同年代のプレイヤーって多くがSOUND VOLTEXやCHUNITHMをメインでプレーされてる方で、「GITADORAをちゃんとやってます!」という方は結構少ないんじゃないでしょうか。実際、自分の周りで大学音ゲーサークルに所属していてGITADORAをやり込んでいるプレイヤーって早慶の方以外ではなかなか見かけないような気がします。ちなみにGITADORAの若いプレイヤーが増えない原因っていくつか考えられるのですが、それについては後ろの方で少しだけ触れます。

 

・GITADORAの面白いところ

①実際の楽器を模しているので演奏感がある

筐体の見た目通りですがGuitarFreaksはギターを、DrumManiaはドラムを模したゲームです。そのため、これらのゲームは音ゲーの大きな醍醐味の一つである「演奏感」を大いに味わうことができます。自分は本物のギターやドラムを触ったことがないのであまりよく分からないのですが、少なくともDrumManiaに関しては実際のドラムでもありそうな叩き方のパターンが飛んでくることが多いと思います。もちろん例外もあります。

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↑(色んな意味で)愉快な譜面たち

 

②スキルシステムについて

GITADORAにおける実力指標、それが「スキルシステム」です。GITADORAでは、プレーした譜面の難易度値と達成率から、曲別スキル値が算出されます。曲別スキル値の計算式は以下の通りです。

(曲別スキル値)=(難易度値)×20×(達成率)

例1: GuitarFreaksで難易度8.00の曲でエクセレント(100%)を出した場合

この時の曲別スキル値は8.00×20×1.00=160点となります。

例2:DrumManiaで難易度9.50の曲で90%を出した場合

この時の曲別スキル値は9.50×20×0.90=171点となります。

 

スキル対象となる曲はHOT枠から曲別スキル値の上位25曲、OTHER枠から同様に上位25曲の計50曲となっています。HOT枠はいわゆる"新曲枠"で、その作品で追加された新曲が候補となります。逆にOTHER枠は"旧曲枠"で、HOT枠以外の全ての楽曲が候補となります。そして、これら50曲の曲別スキル値の合計がキルポイント」となり、これによってプレイヤーネームの色が変わります。

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↑虹ネームになると、名前がに光りますかっこいい!

 

余談ですが、今作のNEX+AGEは何故か前作で追加されたいちかのBEMANI投票選抜戦2019の曲群がHOT枠扱いになってたりします。

 

さてこのスキルシステム、何が面白いかというと「人によってスキル対象に入る曲が全然違う」という点です。HOT対象はそもそも候補となる楽曲が限られるのに加え、対象には絶対に入らないような譜面(理論値を取ってもスキル対象に絡まないor物理的に不可能な譜面)が存在するので、同程度のスキル帯の人同士だと似たような対象になりがちです。しかしOTHER対象は候補となる楽曲が非常に広いため、同程度のスキル帯の人同士でも対象曲が全く違う、ということがよくあります。

 

例として、自分(8500.37)とDrumManiaのスキル値が近い粗茶さん(8521.05)とでOTHER対象曲を比較してみましょう。上が自分ので、下が粗茶さんのになります。

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これらの中で2人とも対象に入っているのは、blue moon、Concertino in Blue、Chinese Snowy Dance、風神雲龍伝、joker、Snowy India、Hidden Emotionsの7曲のみです。何故このようなことが起こるのかというと、2人の得意傾向が異なるからです。前述の通り、GITADORAは楽器を模したゲームであるため、「曲を通してずっと似たような譜面傾向が降ってくる」という事が多いです。自分はLP絡みや多くのレーンに降ってくる譜面が得意な一方、粗茶さんはTOXIC VIBRATIONやSIX DIMENSIONなどが対象に入っているのを見ると、自分が苦手とするツーバス譜面が得意なようです。

 

GITADORAをやっているとどこかで「スキルを上げる」ということを意識する必要があると思います。スキルを上げる上で重要なのは「総合力を伸ばす事」「得意を伸ばす事」の2つです。総合力を伸ばすことで候補となる楽曲数が少ないHOT曲のスキルを、得意を伸ばすことで候補となる楽曲数の多いOTHER曲のスキルを伸ばせるという訳ですね。

 

ここまでGITADORAの面白さを説明してきましたが、ここからはGITADORAにおいて注意すべき点がいくつかあるので補足しておきます。

・GITADORAで注意すべき点

①現状解禁不可能な楽曲の存在

GITADORAの大きな問題点の一つです。多くのGITADORAの楽曲は「イベント式解禁」の形式を取っており、解禁可能な期間が数週間限定となっている事が多いです。その上、一度解禁期間を逃すと年単位で解禁できなくなることがほとんどです。そういうとこだぞ

 

一応救済措置はあって、それが「フレンドにオススメ」機能になります。これは”「フレンドにオススメ」フォルダに曲を入れると、その曲をフレンドが未解禁でも遊べるようになる”という機能です。ちょっとややこしいかもしれませんが、要は”自分が解禁していない楽曲でも、自分がプレーしたい曲を「フレンドにオススメ」フォルダに入れている人をフレンドに登録すればその曲をプレーできる”というものです。特定の曲を「フレンドにオススメ」フォルダに入れている人を探す便利ツールがあるので是非使ってみてください。

gsv.fun

GuitarFreaksは最初何もできない

GuitarFreaks音楽ゲームの中でもかなり特殊で、それが「1ノーツの入力に"押さえる"と"弾く"という2つの操作が要求される」という点になります。そのため、他の音ゲーをやっていたとしてもGuitarFreaksを始めたての人は達成率が出なさ過ぎて絶望すると思います…確かにこの要素がGuitarFreaksというゲームを面白くしている要因でもあったりするのですが、自分も最初C判定しか出なくて引退しようかと思ったくらいなので…

しかし、GuitarFreaksは慣れてくるとフルコンすると達成率99%以上がほぼ保証されます。そのため、それまで頑張ってプレーし続けましょう。しばらくやってたら多分出来るようになるので…ちょっとしたコツの話をすると、8分の運指配置があったとして、「押さえる→弾く→押さえる…を16分でやる」という意識はしない方が良い気がします。前提として、このゲームは弾いている時にしか判定が発生しません。そのため、弾く前であれば押さえるのはいつでも良いのです。

 

一方で、DrumManiaはどうかというとフルコンしてもPERFECT率が低いと達成率がSS(95%)を切ることがあります。そのため、DrumManiaではPERFECT率をある程度意識する必要があります。

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↑フルコンしてもパフェ率が低いとこんな事になります…

 

③難易度査定がおかしくても気にしない

GITADORAの笑顔(非原義)ポイントです。GITADORAの難易度値はたまにダーツを投げて決めているものがあるので気を付けましょう。OTHER曲は出た当時の作品から詐称すぎたら上げ、逆詐称すぎたら下げての調整を行っているので比較的マシなのですが、HOT曲の査定はたまに「難易度値1つけ間違えたんじゃないですか???????」というレベルの詐称譜面があったりします。あとこれに関連してよく言われる話として、「初出8.40の譜面はヤバい」というものがあります。

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↑全部初出8.40です。どうして???????????

 

上では見た目的に分かりやすいのでDrumManiaの譜面を選んでいますが、GuitarFreaksにも同様の詐称譜面は多数存在します。Exclamation紫Gとか。もしGITADORAで詐称譜面に出くわしたとしても、真に受けずに「GITADORAスタッフまた難易度ダーツしてるわwww」と言いながら笑って流しましょう。そういうゲームなので…



さて、ここまでGITADORAについて色々書いてきましたが、GITADORAの魅力は伝わったでしょうか?この記事を読んでGITADORAを始めてくれるプレイヤーが増えることを願っています。

 

それでは~