やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

【SOUND VOLTEX攻略】18をやっても19以上は上手くならない?+近況報告

お久しぶりです、やまそうです。進級が懸かった追試が1週間前くらいに終わり、ようやく春休みが始まりました。何がΣmbryØだこっちはEmbryologyだぞ

問題ガチャで当たりを引けたため、なんとか進級はさせてもらえそうでほっとしてます…

 

さて、今回はタイトルの通り「18をやれば19以上が上手くなるのか」ということについて書いていきたいと思います。対象は金枠暴龍天~くらいを想定してます。

 

まずは、この事について自分の考えを述べると、「この質問に対する答えは、Yesになる人とNoになる人がいる。しかし多くの人は前者に該当する」というものになります。ここからは、どういう人がYesになってどういう人がNoになるのかを書いていこうと思います。

※ここから、Lv19、20のことを「高難易度譜面」と表記しているところがあります。

 

そもそも、18をきちんと全曲埋めようとする(S埋め、995埋め、998埋めなど)ことにはどういう効用があるのでしょうか?自分は以下の3つを挙げています。

① 16分階段をはじめとした、多くの譜面で使われる基本的な配置を安定させて光らせる力がつく

② 許容ニア数が厳しい状態でスコアを詰めることで、高難易度譜面をやった時に精神的な余裕ができる

③ 全曲埋めることで、対人戦で知らない曲を投げられるリスクを減らせる(これは18に限らない)

 

①について。個人的にはこの点が最も18埋めで有用になると考えています。現在18は300譜面以上存在するため、大体の配置は網羅されているのではないでしょうか。(階段、トリル、移行配置、出張などなど…)

 

高難易度譜面は、「その曲でしか見られない難所」というのばかり注目される傾向があるように感じますが、それ以外のところできちんと光らせることができればスコアを伸ばす余地は十分に残っていることが多いでしょう。

 

高難易度譜面で見られる「難所」以外の配置は、18でも見られるような配置の速度を上げたようなものが多いように感じます。そういった配置を光らせるためには、18できちんと下積みをすることが不可欠でしょう。

 

次は②について。これは自分の経験談になります。昔、18の995埋めを数か月間やっていた時期があったのですが、その後19のS狙いをしてみると、「あれ…?ちょっと事故ってるはずなのにS乗ってる…」ということがありました

 

995埋めとS埋めでは、許容ニア数が2倍も異なります。(それぞれ許容ニア数は995埋めでは総ノーツ数の100分の1、S埋めでは総ノーツ数の50分の1になります)そのため普段995狙いでプレーしている人がS狙いをすると、「普段のプレーの2倍もニアが出せる」と心に余裕ができる訳ですね。

 

これは自分の経験論になってしまうのですが、プレーしている時の精神的な余裕というのは思った以上に重要です。ネガティブな考えを持ちながらプレーしていると、ミスした時に更にミスを誘発することで崩れてしまいがちです。逆にポジティブな考えや何も考えずにプレーしていると、普段通りのパフォーマンスが発揮できるのではないでしょうか。

 

最後に③について。これは店舗大会とかに出場しない人には関係ないのですが、一応書いてみました。18でS埋めができる地力帯以上の人たちの対戦では、相手がNo Playの曲を投げたら基本的にはよっぽど変な曲を投げ返されない限りは勝てます。わざわざNo Playにしている曲、ということもありトリッキーな譜面であることが多いから、というのも勝ててしまう理由の1つかもしれません。裏を返せば、未プレーの曲を投げられるのは相当なハンデを抱えることになってしまうということです。実際にKACのエリア大会に出場するレベルのトッププレイヤーでも、POLICY BREAKなどで解禁されるような未解禁の曲を投げられたがために負けてしまった試合は存在します。このような事を避けるためにも、楽曲を全解禁しておくというのは対人戦を重要視するプレイヤーにとって非常に重要なことになります。

 

ここまで「18埋めの効用」について書いてきましたが、ここからはこれらを踏まえた上で18埋めをして高難易度譜面が上手くなる人とそうではない人の特徴について書きます。①~③の中で、③についてはどのレベル帯のプレイヤーについても当てはまることなので主に①、②について考えていこうと思います。

 

ここで1つ書き忘れたことがあるので補足させてください。ボルテでスコアを出す力についての話です。自分は、ボルテにおけるスコア力は以下の2つの要素に分けられると考えています。

Ⅰ 認識力…譜面を認識して取り敢えず押す力。

Ⅱ 精度力…認識した配置をきちんと光らせる力。

 

まず①について。18埋めによって得られる①の効果は、上における「精度力」の向上に繋がります。そのため、譜面がある程度見えてS~995前後が出るレベルのプレイヤーではそれらを見えたら998~Pを狙えるレベルまで引き上げることが期待できるので十分に効果があると言えるでしょう。

 

 

逆に①の観点から効果があると言えない人は「精度力」がほぼカンストしているようなプレイヤーです。稀に「PUC力が明らかに高いのに、高難易度譜面は非常に苦手」というプレイヤーが存在します。このような人達の場合、「精度力」はとても高いのに、「認識力」が足を引っ張ってしまっています。「認識力」の向上には、高難易度譜面の練習が不可欠のため、それらをやり込んだ方が上達に近づくと思われます。しかし、高難易度譜面は適当に押していると一瞬で癖がつくため、同じ曲の粘着はやり過ぎに注意しましょう。

 

次に②について。18の995埋めと19のS埋め、18の998埋めと19の995埋めと20のS埋めなどは並行して進めることが多いでしょう。そのためほとんどのプレイヤーには効果があると思うのですが、強いて言うならば19以上で998を目標とするプレイヤーは少なくとも②の観点で18を埋める必要はないかもしれません。18でP狙いをしたからといって19で998が出るか、と言われると正直微妙なので…しかし、このレベルのプレイヤーは全国の中でもかなりトップ層に位置するはずなのでKAC出場を目標にされる方もいると思います。そういう方は③の観点から18は一通り触っておくことを強くオススメします。

 

これらをまとめると、上で挙げた2つの例に該当する人以外は18をやったら19以上も上手くなります。最初の所で「多くの人が前者に該当する」と書いたのはこういう事だったんですね。

 

ここからは攻略記事と関係ないので読んでも読まなくてもいいです。

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2/4にラクリマをS、2/20にFIN4LEをSに乗せて、ついにLv20全曲S達成しました!!!666追加に間に合って良かったです。

どちらもオプションはMIRRORです。自分は右手より左手の方が動くのですが、MIRRORをかけると2曲ともトリルが左手スタートになるため、非常に押しやすくなります。ちなみにこの後ラクリマは993まで伸びました。やったね。

 

ボルテIV初期の頃は「20とか誰が押せるねん」と思っていたのですが、「まさか自分が押せる側の人間になりつつあるとは…」と感慨深い気持ちになっています。これからの目標ですが、しばらくは18の998埋めをしようと思います。今残り50譜面くらいなのですが、キツそうなやつばっかりでしんどくなってきました…それが落ち着いたら19の平均上げに着手して、今年中には19平均998になりたいですね~

 

それでは~