やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

【SDVX】明日から使える!オンラインアリーナで刺さる曲10選

どうも、やまそうです。

 

皆さん、SDVXのオンラインアリーナ、楽しんでますか?

神ゲー、始まる

EXCEED GEAR稼働当初から延々と「オンラインアリーナはまだか!」とプレイヤーから言われ続けていましたが、ついに1年以上経ってようやく実装されましたね。裏で着々と来たるBPLへの準備が進んでいそうです。エフェクトレーダー実装するのめちゃくちゃ大変だったのでは……?

ここからが本題です。皆さん、アリーナで勝てていますか?インペリアル以上は一律でS1に振り分けられるようなので、U帯がインペリアル目安であるにも関わらず、S1帯ではVF20.50~と普通に当たるわ、なんならインペリアルⅡと当たるわで地獄絵図の様相を呈しているようです。

だがKAC出場者に絡まれ敗北……

実際、現在のアリーナは合計点勝負というルールの都合上、高難易度楽曲を投げて地力で上から破壊するのが非常に有効になっています。そのため、Lv20を投げられると4人いるにも関わらず1人の他選で試合の大勢が決まってしまうという事が往々にして起こるので地力の格差をひっくり返すのは困難と言えるでしょう。

 

しかし、地力が低い側に全く勝ち目はないのか、と言うとそんな事はありません。ある程度のVF差(0.3~5程度?)であれば、他選にもよりますが戦局をひっくり返す事ができます。

 

SDVXは収録曲数が非常に多く、EXH譜面以上でも全譜面触ってる人はほんの一握りです。確かにある程度上手くなれば同地力帯にLv18以上は一通り埋めてますという人が増えてくると思いますが、Lv17以下にも対策していないと事故必須の譜面は多数存在します。

 

今回は地力をそこまで必要としない曲を中心に、格上とマッチングした時武器曲になり得る曲を10曲選んでみました。これで明日からアリーナで勝てる事間違いなし……?

 

① Gate of Atlantis(EXH)

オンラインアリーナ実装初日から多くの人に使われた折り紙付きの武器曲です。この曲と言えばBPM8~888というとんでもないソフランをする事で有名ですが、真の恐ろしさは赤譜面にあります。

これはなに??????

ラストのつまみ配置ですが、白譜面は両方のつまみを左右対称に回すだけなので赤譜面の方が難しくなっています。更につまみのCHAIN数カウントは楽曲のBPMに依存しているため、つまみを下手にすっぽかすと数十万点もの大量失点を食らいます。一時期この譜面を擦るだけでアリーナ勝てた時期があったとかなかったとか。しかし、今となっては投げられすぎて対策している人が増えつつあるので安直に投げると刺さらないかも……?

 

② キモチコネクト(GRV)

恵まれた曲からトンデモ譜面が爆誕してしまった例。どうしてこうなった……譜面の大部分が初見で対応するのが困難な配置で構成されているため、地力関係なく初見のプレイヤーには確実にぶっ刺さる事間違いなしです。一方で曲のBPM自体は比較的遅めなので、きちんと対策すれば落ち着いて押す事ができるはずです。

序の口と言わんばかりの16分移行

筐体「ちょっとだけ素直じゃなくて~♪」自分「素直じゃないのは譜面だが?」

サビからの配置全部色々おかしい(説明放棄)

 

③ ナイト・オブ・ナイツ(INF)

アーケード音楽ゲームに収録されているナイト・オブ・ナイツの全譜面の中で一二を争うくらい配置が色々とおかしいです。一言で言うならば正規譜面でRANDOMをかけたような譜面が降ってきます。そのため、普通の譜面では出てこないような配置に対する対応力が求められます。つまみを小指で回したり、トリッキーな片手処理が得意なら投げてみるのもアリかも。

!?

ここは出張ではなく小指でつまみを回しに行った方が楽です

人間の右手はそんな器用に動きませんが……

 

④ Xymatic Scope(MXM)

EXCEED GEARで追加された最近めの譜面です。ところで、ジャケットの女の子可愛くないですか??????

スティンガー大先生……

えっちな話に脱線しかけたので本題に戻ります。譜面についてですが、道中にもちょくちょく難所があるものの、最も重要なのがラストです。この曲は最後までBPM170で進行するのですが、ラストで急減速しなんとBPM22まで低下します。減速地帯のコツですが、「ここでBPMが~になって……」と考えるよりも、もっとアバウトにだんだん遅くなると考え、リズムは曲を聴きこんで覚えるのが良いと思います。ちなみにですが、意識できないほど目まぐるしくBPMが変化する曲(Яe:son D'etreとか)では、アバウトに加減速を覚える方法が意外にも有効だったりします。

序盤の出張は覚えておかないと普通に引っかかるので注意

中盤のギターソロ24分は素直に難しいです。

減速序盤はCHIPが少ない(=ニアが出にくい)ので、そこで感覚を掴むのも有効です

 

⑤ MAXIVCORD(MXM)

中盤にトリッキーな片手地帯が存在します。この時点でただならぬ譜面の雰囲気を感じ取ると思います。

IIDX(DP)やってる人上手そう。つまみが外れやすいので注意

しかし、この曲もラストにとんでもない配置が存在します。一般に、ボルテのプレイヤーはBT-A、Bとfx-Lを左手、BT-C、BT-Dとfx-Rを右手で取る事がほとんどです。しかしこの曲のラストをその運指で取ると、16分移行が大量に発生します。この曲の正解(?)の運指は、「BT-B、Cを左手あるいは右手で取りながら、両fxを片手で処理する」です。しかし、実際には16分移行を適宜混ぜる事で片手の負担を減らすのが現実的かもしれません。

何食ったらこんな配置思いつくんだ

余談ですが、自分はMAXIVCORDをアリーナで投げた事がありますが、1枚目の片手処理でつまみが抜けて大事故を起こしたので多分もう投げないと思います。事故狙いで投げた自選で自分が事故るとめちゃくちゃ恥ずかしいので気を付けましょう……

 

⑥ PIZZATIME(MXM)

Tsubusare BOZZ氏のノリノリになれる楽曲です。この曲のMXM譜面を担当したAkizuki Nagomu氏は視点変更を多用する印象があるのですが、この譜面もその例に漏れず視点変更を初めとしてかなりゴキゲンな譜面なので初見にはかなり厳しい譜面だと思います。好き嫌いが分かれそうな譜面ではありますが、自分はめちゃくちゃ好きなのでアリーナでよく投げてます。PIZZATIMEは神譜面。

ここ視点めっちゃ動きます

直角が色んな所から生えてきがち

 

⑦ vivid landscape(MXM)

paraoka氏のフュージョンで個人的にはGITADORAに移植すべき楽曲No.1だと思ってます。譜面についてですが、ドラムに合わせた鍵盤が降ってくる正統派の譜面を匂わせて油断させたところでいきなり出張とトリッキーな片手処理が生えてきます。曲が本当に良いので刺さるとか関係なく是非プレーして欲しい楽曲ですね~

 

唐突に生える出張



⑧ ロプノールの商隊(MXM)

一時期某笑顔譜面界隈で流行った曰くつきの譜面です。気心の知れた相手に投げないと、友達を無くすかもしれません。もしかして点差をつける選曲というよりもただ相手に精神的ダメージを与えるだけの譜面なのでは?

何これ?

そこ16分直角で音取るんだ……

 

⑨ エンゲージ〆ント(MXM)

この曲は配置自体が危険と言うよりも、冥天・ヘメロカリスのようにBPMが190→230→190と中盤だけ加速するタイプのソフランをするため対策していないと設定すべきハイスピで悩む事になってかなり厳しいと思います。低速力があるなら、高速地帯を適正ハイスピ+0.5くらいになるように合わせてそれ以外を強引に乗り切る方法も実は有効です。

高速地帯の直角は4-1-1で切り替わる事を覚えておくと対応しやすいです

エンゲージ〆ント、ジャケットが"良い"

 

⑩ She is my wife すーぱーアイドル☆ミツル子Remixちゃん(VVD)

EXH譜面ですら猛威を振るっていたのにも関わらず、VIVID WAVEにて魔改造されたVVD譜面が追加されました。この曲はとにかくソフランが非常に危険。BPM変化を表記すると、85→185→125→370、ともう訳が分かりません。譜面の配置自体もかなりネタに寄っており、SUPER STARを意識した星型つまみや、BGAのダンスを再現したと思われる出張配置など初見では絶対に対応できないものばかりです。個人的には18の中で最も対策すべき譜面の一つに挙げられると思います。

全く関係ありませんが、ここでPOTENTIALのジャケットを貼っておきます

ここでせっかくなので自分がやっているギアチェンの方法について書いておきます。

 

下準備: 普段の設定ハイスピ×1/2の所に合わせ、ハイスピ保存ボタンを押します。(これで保存したハイスピの所に横線が引かれ、ギアチェンの目安になります)

① ハイスピは185に合わせ、85地帯は気合で耐えます。(正直ニア0で通すのはかなり厳しいですが、ギアチェンして事故るリスクを考えると……というのはあります)

② 125地帯で全力でつまみを右方向に回します。全力で回しても、185地帯でのハイスピ10.00上限、125だと6.76までしか上がらないので大丈夫です。

③ 370地帯の手前で保存したハイスピの横線が引かれている所を目安に、タッチパネルでギアチェンします。

 

余談ですが、「VVD譜面は難しくて投げにくい……」という方にはEXH譜面もおすすめです。EXH譜面は370地帯の配置がそこまで難解ではないため、370地帯だけ覚えてギアチェンをしない、というのも選択肢の1つかもしれません。

これはアリーナでミツル子VVDを投げられた人

 

・おわりに

ここまでアリーナで刺さる譜面として10譜面紹介しました。今回の記事では取り上げきれませんでしたが、17以下で刺さる譜面はまだまだ沢山存在します。もしこの記事を読んで興味を持っていただけたのであれば、普段18以上しかプレーしないという方も対策するつもりでたまには17以下の譜面も触ってみてはいかがでしょうか。それでは皆さん、良きアリーナライフを!

KAC出場者に勝利!