やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

グルミク歴2週間ちょっとが語る、D4DJ Groovy Mixの面白さ

どうも、やまそうです。

 

最近ではメイン機種であるオンゲキのアプデ頻度も控えめになり、やる事があまりないので他の機種に浮気しまくっています。

最近体重が増えてきたのでDDR復帰しました

また、この機会にAC音ゲーだけではなくスマホ音ゲーの方も少しやってみようかなと思って色々インストールして遊んでいたのですが、その中で特に面白いと思った音ゲーがあります。

 

それが、「D4DJ Groovy Mix」です。(以下「グルミク」と略します)

D4DJの"D4"が何の略称か、っていうの音ゲークイズで出そう

自分は2~3週間ほど前にこのゲームをインストールしたのですが、見事にドハマりして今夢中でEXPERT譜面のプレー埋めをしています。現在のスマホ音ゲーの勢力図は、一般的に見れば「Arcaea」「プロジェクトセカイ」の2強であると言っても過言ではないと思います*1が、今回はこの記事を読んでくださった方に「グルミク」の面白さを少しでも知ってもらえればと思います。

 

①収録曲数の多さ

グルミクの特徴の1つとして、「収録曲数が非常に多い」事が挙げられます。グルミクの現在の収録曲数は、なんと400曲以上。これはArcaeaの収録曲数が289曲、プロセカの収録曲数が235曲である事を考えるとめちゃくちゃ多いです。

 

また、定期的に「毎日連続で楽曲が追加される」キャンペーンを行っているようで、過去にはなんと30日以上連続で楽曲が追加された事があります。

これに加え、グルミクは収録楽曲の幅が「常軌を逸して」広いです。グルミクオリジナル曲は勿論のこと、J-POP、アニソン、東方アレンジ、AC音ゲーからの移植曲、呼び込み君マツケンサンバIIなど……これだけ収録曲が多ければ、お気に入りの曲が必ず見つかるはずです。

マツケンサンバIIが収録される音ゲー、なに???

 

②譜面のクオリティの高さ

最近のスマホ向け音ゲーでは、音ゲーのためにiPadを購入してプレーするコアな層だけではなく、スマホでプレーするライト層にも向けて*2譜面が「2本指でプレー可能である事」が求められているのを感じます。その最たる例がプロセカの「(一部の譜面を除いて)プロセカの譜面は2本指でフルコンボ可能である事を確認している」*3というレギュレーションではないでしょうか。

3つ以上の同時押しを置かなければ何をしても良いわけではないぞい(天才博士bot)

しかし、AC音ゲーを触っているプレイヤーなら分かると思いますが、「3つ以上の同時押しが置けない」という制約はめちゃくちゃ厳しいです。現にiidxやチュウニズムなどの音ゲーを想像してもらえれば、3つ以上の同時押しが存在しない譜面の方が珍しいのではないでしょうか。

 

ではグルミクではどうでしょうか?グルミクでは、この「2本指でプレー可能である事」というのがかなり徹底されています。どういう事かと言うと、グルミクの譜面においては「単に3つ以上の同時押しが置かれていない」というだけに留まらず、「2本指でプレーしても交互に取れるため違和感がほぼない」ようになっています。その結果、プレー中の違和感がほとんどないんですね。自分もCytus無印の時代からスマホ向け音ゲーを色々かじっている身ですが、ここまで自然な譜面が出てくるスマホ向け音ゲーは見た事がありません。

 

③競技性の担保

「キャラ主体の音ゲーでこれを書くのはどうなんだ……」と思いはしたものの、個人的にはかなり評価できる点だったので書きます。グルミクには、「LIVE PASS」と呼ばれる月額500円のサブスクがあります。これを購入すると、400曲以上ある楽曲のほぼ全てがプレー可能になり、更にPERFECTの上位判定である「JUST PERFECT」や音ゲーの実力のみで評価される「テクニカルスコア」が解禁されます。

グルミクちゃんとやるなら買い一択です

どうやらグルミクの通常PERFECTの判定幅は±50.0ms、JUST PERFECTの判定幅は±25.0msのようです。*4ちょうどグルミクのJUST PERFECTがArcaeaの無印PURE*5と同じくらいでしょうか。

 

正直音ゲーにある程度慣れた人であれば、中難易度帯の曲でもいきなりPFC*6を出すのはそこまで難しくありません。しかし、JUST PERFECT理論値(1005000点)を出すのはめちゃくちゃ難しいです。これにより、完走やフルコンボを狙う初心者から、PFCやはたまたJUST PERFECT理論値を狙う超上級者まで幅広い実力のプレイヤーが上達を楽しむ事ができます。

 

また、グルミクはv.4.2.3で従来の60fpsから120fpsでの表示に対応し、譜面の描画が綺麗になり更に快適なプレーが楽しめるようになりました。iidxのライトニングモデルやSDVXのヴァルキリーモデルで120fps対応になった時は大騒ぎになったのに、スマホ向け音ゲーでも120fpsになる時代って考えると凄いですよね~

 

 

 

ここで少し公式大会の方にも触れておきましょう。スマホ音ゲーの公式大会は、往々にしてプレイヤーレベルが高まりすぎた結果、どんな実力者であろうとオンライン予選の課題曲を一発でAPしないと予選通過できない、俗に「理論値RTAと揶揄される事があります。*7

 

そこで、グルミク初の公式大会である「グルミク杯2022」では「テクニカルスコアの導入」「1日の挑戦回数制限」という2つのルールを活かしてこの問題を解決しました。まず前提として、トップクラスのプレイヤーでも一発勝負で1005000点が出る事はなかなかありません。そのため、理論値RTAになる事はありませんでした。また1日の挑戦回数を制限して複数回のチャンスを与える事で、実力のあるプレイヤーが一発勝負の不安定さに左右されず、きちんと結果を出せるような仕組みとなっています。

とは言え、最終的には大激戦になった模様(理論値は2010000)

※ちょっとした余談

↑で述べた事に対して、「理論値RTAだろうとAP出せる奴が上手い」という意見も考えられると思います。しかし、例えばAPがほぼ安定している人同士のAPvs1Greatに、音ゲーの実力としての差があるとは言えないと思います。そもそも端末の音ゲーである以上、処理落ちや無反応をはじめとした様々な不確定要素があるので1Greatが出たくらいだと「それが完全に自分のミスである」と必ずしも言い切れないように思います。今は少しマシになってるかもしれませんが、例えばプロセカのマスター帯で「APしないとほぼ負け確」のランクマをランキング狙いで走ってる人は本当に凄い。

 

おわりに

ここまでグルミクの魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか。グルミクはスマホ音ゲー知名度としてはArcaeaやプロセカのような覇権機種に比べれば劣るものの、音ゲーとしての出来でみればスマホ音ゲー随一だと思います。音ゲーとしてきちんとしたスマホ音ゲーをやってみたい!」という方は是非触ってみましょう!

隙自語リザルト

また、ここまで読んできた人なら分かる通り、ここまでほぼ音ゲー要素の話しかしていません。実を言うと、推しキャラが決まっていないどころか、メインストーリーもハピアラしか読めていないんですよね……という訳で、これからグルミクの推しキャラを探す旅に出ようと思います。*8

 

それでは~

*1:実はArcaeaにも5000円課金したのにまだ着手しきれていないらしい

*2:プロセカはライト層の増加にかなり貢献してそう

*3:正直な事を言うと、「本当に確認してる?」とは思っています

*4:要出典

*5:いわゆる内部精度ってやつですね

*6:PERFECT FULL COMBOの略

*7:プロセカCSとかが分かりやすい例かもしれない

*8:ハピアラの中だとむにちゃんが一番好きかもです