やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

おすすめの感謝譜面を紹介します

「感謝」について....

 

 

お話しします....

 

 

みんな....

 

 

「感謝」って....

 

 

知ってるかな?

 

 

 「感謝」というのはね

 

 

たとえば

 

 

BMSで3000ノーツ超えの物量譜面が....

 

 

押せると

 

 

「気持ちがいい」とか

 

 

あるいは....

 

 

DDRの足18に....

 

 

ボコボコにされると

 

 

「気持ちがいい」

 

 

といったことを

「感謝」というんだ。

という訳で皆さまこんばんは。やまそうです。

今回は自分がいつもやっている"感謝"について、もっと"感謝"の知名度を上げたい!ということで感謝譜面を紹介してみたいと思います。

 

 

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1:そもそも"感謝"って何のこと?

"感謝"というワードは、もともと「BMSにおいて、自分が全くできないような物量譜面を地力向上のためにやりこむ」といった程度の意味でした。しかし、意味が広がりすぎたために現在では「任意の機種において、物量譜面を地力向上のためにやりこむ」こと程度の意味で捉えてもらうのが手っ取り早いと思います。もともと、BMSでは地力向上のために特定の物量譜面(★20 Air(GOD)や★24 Love&Justice(GOD)など)をやりこむことがメジャーでした。"感謝"はそれをBMSだけに限らず、様々な機種に拡張した概念と言えるでしょう。

まずは以下の動画をご覧ください。

 

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これは、Pump It Up(以下、PIUと略します)という5パネルあるDDRみたいなゲームのプレー動画です。PIUには、「Full Song」と言って一部の楽曲には通常版と別にその楽曲のフル音源にも譜面が存在します。イメージ的にはギタドラのLong曲に近いですね。問題の譜面なのですが、BPM150の16分を6分間足で踏み続ける拷問じみた譜面となっています。(完全に余談ですが、Gargoyleは早押し、イントロ共に#kuoc_quizのベタ問となっているので京音部員の方はきちんと復習しておきましょう)

このように、物量が凄い譜面のことを"感謝譜面"と呼んでいます。

 

ちなみに、"感謝"についての注意点なのですが、同じ物量譜面をやりこむ訳なので癖がつく危険性があります。そのため、癖がつきやすい曲での"感謝"はやめておきましょう。地力がついた時に絶対苦労するので…(BMSで"感謝"がメジャーなのは乱ノックできるから、というのもありますね)

2:Drummania

①RAISE MY SWORD(MAS-D)

 

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(Just) raise my sword

(The) freedom became thousands of flames

目覚めよ今この時

(Just) raise my hope

嘆きは確かな希望へと変わるだろう

 

という訳で1曲目はRAISE MY SWORDです。いわゆる「一生ツーバスやってろ」系の譜面ですね。譜面の配置は非常にシンプルなのですが、脅威となるのはその長さ。開幕に約40秒間、480発のツーバスが降ってきます。まさに足を破壊する譜面をしています。ただ、譜面がシンプルなおかげで癖の心配をしなくても良いのは"感謝譜面"として魅力的だと思います。自分はツーバスが全くと言っていいほどできないので、最近はこればっかりやってます。

 

ここからは完全に余談なのですが、上の動画を見ても分かる通り、初出難易度が8.40です。Drummaniaでは「初出8.40の譜面はヤバい」というジンクスがあるみたいで、一生ライドシンバルをBPM112でガチ押しする「とびきりシュガータイム」や接続難易度どころかクリア難易度もぶっ飛んでた結果、EXCHAIN現在では難易度が9.50になっている「エキサイティング!!も・ちゃ・ちゃ☆」なども初出が8.40となっています。難易度査定を担当しているギタドラスタッフ目ついとるんか…?

 

②MIND ERUPTION(MAS-D)

 

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2曲目はMIND ERUPTIONです。この譜面、というか山本真央樹さんの曲のDrum譜面全般は、本人監修のもとで作られているらしいです。プロドラマー監修の譜面、ということで譜面の完成度は非常に高いのですが、最大の問題点は自分の知り合い曰く「我々は山本真央樹ではない」ことです。冗談はさておき、この曲は自分がDrummaniaに復帰するきっかけとなりました。初めて譜面動画を見た時、「この譜面、できたら絶対楽しいでしょ…」と思ったのを覚えています。譜面の方ですが、手で複雑なパターンを叩きながら、LP8分を踏み続ける構成となっています。純粋な意味の物量譜面とはちょっと異なるような気もしますが、「テクニカル系感謝」と言えそうです。譜面があまりにも難しすぎて今でもA判安定しないくらいにはできないのですが、できないはずなのにめっちゃ楽しいんですよね…この「できないけど楽しい」という経験を積み重ねていくことこそ"感謝"の本質ではないかと思います。

3:DDR

③Triple Journey -TAG EDITION-(ESP/CSP)

 

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ここからDDR編に移ります。自分が京音の感謝部員(2名)から感謝を強要されているTAGバージョンのトリジャニですね。曲の前半部分は、16分が少し混ざりながらも、まだ踏みやすかったり一瞬休憩させてくれたりとそこそこの配慮があるのですが、サビからが本当に容赦ない譜面をしています。一生BPM192の16分が飛んできます。この記事を読んでいる方の中にもS〇UND V〇LTEXとかいうゲームのせいでBPMの感覚がおかしくなっている人がいると思いますが、BPM192は高速です。ちなみに自分はCSP未クリアです。人類は何故肉体に縛られるのか…というか肉体改造されないとクリア不可能な譜面してると思いますが…

 

ESPの方は、16から17への橋渡しとなる譜面だと思います。というかこいつサビ以降の密度明らかに16を逸脱してるしもう17でよくね…?16のあたりで感謝ポイントが高い譜面となると、輪廻転生CSPや、ナイト・オブ・ナイツCSPとかもおすすめです。

 

これは個人的な見解ですが、DDRはクリアゲーという観点で見れば、「"感謝"をしていくことで踏める密度の上限値を無理やり引き上げるゲーム」だと考えています。"感謝"をしまくることで、体が無意識に体力消費の少ないような動きを心がけるようになるという訳です。

 

④Astrogazer(CSP)

 

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4曲目はこれも感謝部員から感謝強要されてるAstrogazerです。BPMは154と足18の中では最も遅いです。この譜面の本質は、ところどころに混ざる24分。これが思った以上に体力を持っていきます。それもそのはずで、BPM154の24分とは16分換算でBPM231。足でこのBPMを踏ませるのは人体実験ポイントが高い。24分以外も、16分の長い滝があるのも感謝させてるなぁという感じです。中速なら何しても良いと思ってそう

 

4:BMS

⑤Love&Justice(EXTREME)

 

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ここからはBMS編になります。5曲目は発狂皆伝でもおなじみのLove&Justiceです。しかし、今回紹介するのは★24のGOD差分ではなく、★21のEXTREME差分になります。譜面の構成についてですが、GODと同じく密度が薄いところはめちゃくちゃ薄く、それ以外は高密度乱打が降ってくるようになっています。BPM200ともなると、指押しを意識しないと追いつくことができません。そのため、脱力して指押しをする練習になります。リコメンド基準だと、イージーは★21弱だそうです。ただ、適正くらいの人がやったら、押すどころか追いつくのが精いっぱいだと思います。一方で、ハードは★21中~上位らしいです。まぁ全体難のくせに回復箇所少ないからそうなりますよね…

 

この曲は毎日やることで感謝譜面としての威力を発揮します。ラブジャスに限らず、指押し譜面はその日の調子の影響を受けやすいです。(一方ガチ押し譜面はその日の調子の影響を受けにくいとも言えます)自分の経験からしても、この譜面の自己べBPは84ですが、調子の悪い日はBP150を普通に超えます。何が言いたいかというと、毎日やることで指押しのコツを身につけようという事です。指押し譜面は毎日やっているうちに何度か「調子の良い日」を経験します。そういう日の感覚、押し方をメモとかの形で残しておいて、平常時に活かすことが重要だと思います。これらの感覚や押し方を常に維持できるようになれば、それは地力の下限が上がった、ということになります。

 

⑥天空の城ヴェリエル(SABOTHER)

 

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6曲目は現在発狂十段のボスを務めている★22の天空の城ヴェリエルになります。早速ですが、これ発狂十段のボスなの天才すぎない?????そもそも曲が神だし、正規は押しやすい配置+高密度で段位との相性も非常に良いと思います。これよりボス曲適任の譜面は多分ないんじゃないでしょうか。ところで、発狂十段といえば前3曲がまぁまぁヤバいですよね…正規譜面の癖の付きやすさが尋常じゃない多重極展開、開幕の大階段がやってる内に押せなくなるAltale、3人協力地帯を始めとした特殊な配置に加え、ガチ押し力や、中国製嘆きの樹地帯を見切るための高いディレイ認識力などが要求される3.14と曲者揃い。地力をつけて少ない回数で仕留めないと泥沼にハマりそうですね…

 

書くネタがなくなってしまったので、この譜面について少し自分のことを書こうと思います。BMSを今ほど本気でやっていなくて、本家十段くらいだった時に上の動画を見て、「曲めっちゃ良いしできたら楽しそう…」と思ったのを覚えています。当時は自分が本当にこの譜面をやることになるとは全く予想だにしていませんでしたが…ともかく、「目標となる譜面を設定する」というのは、音ゲー上達のモチベーションとして割と重要な気がします。目標までの道のりは長く、険しいものですが、それを乗り越えてかつて目標としていた譜面が押せるようになった時の快感は何にも代えがたいと思います。

 

5:あとがきという名の宣伝

ここまで色々な感謝譜面を紹介してきた訳ですが、結局感謝譜面とは物量譜面の言い換えのようなものなので、探そうと思えばいくらでも見つかると思います。皆さんも是非自分だけの感謝譜面を見つけてみてください!

 

ここから宣伝になります。来る12月30日、コミックマーケット2日目W34aにて、「#BMSがうまくなる本」が頒布されます!自分も「感謝論」という記事で参加させていただいております!BMSにおける"感謝"のコツについて自分なりにまとめた記事になっておりますので、是非当日手に取って見てくださればと思います!

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