やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

音ゲーブログのすすめ

どうも、やまそうです。

 

今回は、音ゲーについての文章を書こう!」という話です。これまで自分は音ゲーについて色々な内容の記事を書いてきましたが、仲間を増やしたい!という訳ですね。

 

音ゲーに関する文章、というと恐らく多くの方が「音ゲー上達論」的な内容を思い浮かべるのではないでしょうか。そして、そういう内容の記事はめちゃくちゃ上手い人が書いている事が多いです。確かに書いている人の実力というのは上達論系の記事の内容の妥当性を担保するもの、と言えるのかもしれません。そのため、「自分なんかが音ゲーについての文章を書いても良いのかな……」と尻込みしてしまう人もいると思います。Twitterには音ゲー星人が沢山いるからね……

 

ここで少し余談です。これは自分の経験則上の話なのですが、音ゲーに関する文章の中で上達論は特にTwitterで拡散されやすい傾向にあります。上達論は読めば自分の普段のプレーにも活かす事ができる可能性があるので、「他の人にも読んでもらいたい!」と読者に思わせやすく、結果的に拡散してもらいやすいという事ですね。これも「音ゲー記事と言えば上達論」という固定観念(?)に関与しているのではないでしょうか。

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こういう記事は伸びやすい

さて、本筋に戻りますが、今回の記事で伝えたい事は大きく分けて2つになります。


①「ランカー以外の人(以下「一般音ゲーマー」と呼称します)が書く上達論にも十分意味がある」
②「上達論以外の内容も書いて欲しい」

 

という訳でこれらの考えについて以下解説していきます。

 

①「一般音ゲーマーが書く上達論にも十分意味がある」
少し前の方で、音ゲー上達論の記事を書く人の実力はその記事の妥当性を担保するもの」という話が出てきました。どういう事かと言うと、記事を書いた本人がその記事の方法に従って上手くなってきたとすると、もし本人がめちゃくちゃ上手いなら上達論が(少なくともその人にとっては)正しかったという証明になる、という訳です。

 

では一般音ゲーマーが書く上達論は正しくなくて無意味なのか、というと決してそんな事はありません。何故なら、「ランカーと一般音ゲーマーでは見えている世界が違う」からです。確かにランカーは普通の人では到達し得ない実力に到達するための上達法を体得しているため、超上級者に向けた上達論であれば一般音ゲーマーは敵わないでしょう。

 

しかし、初級者~中級者相手の方ではどうでしょうか。ランカーはその実力だった時期があまりに昔すぎるがあまり当時くらいの実力で何をしていたか、というのを忘れている事が多く、「上手くなるために色んな曲を触ろう!」といった"解像度の低い"アドバイスしかする事ができません。そのため、彼らに対して上達のためのアドバイスをするのであれば彼らと同じ、あるいはそれより少し上手いくらいの一般音ゲーマーの方がランカーより適しているのです。

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図示するとこんな感じですね

そしてもう1つは「今の実力や目標に合った練習法や攻略法がある」という事です。分かりやすい例を以下に示します。

 

一般音ゲーマー「この曲のここってどうやって押せば良いんですか?」

ランカー「他の音ゲーで地力上げて見たまま押せば行けますよ

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見たまま押せ高校(ほんまか?)

確かにここでランカーの言っている事はある意味では正しいのかもしれません。最終的に(もしランカーを目指すのであれば)見たまま押せるようにならないといけないレベルの配置だとしたら尚更です。

 

しかし、だからといってそれがベストなアドバイスになるかと言ったらそうではありません。他の記事でも言及しましたが、他の音ゲーで地力をつけてそれをメインの機種に活かそうとすると年単位の時間がかかります。そのため、仮に効率的な上達法であったとしても、それをカジュアルな音ゲーマーに強要できるはずがありません。そもそも全音ゲーマーがKoPやKACといった全国大会出場を見据えて音ゲーをやっている訳ではないので……

 

そのため元からモチベーションの高さがカンストしているようなランカーだけでなく、モチベがそこそこの一般音ゲーマーが「カジュアルにやりながらもある程度上手くなれる練習法」を書く事は十分に意義があると言えます。

 

②「上達論以外の内容も書いて欲しい
これは自分がぶちょーさん主催のオンゲキアドカレに参加して思った事です。自分は12月1日担当だったのですが、その後も興味深いテーマの記事が毎日のように投稿されています。曲や譜面の話、デッキの話、推しの女の話キャラの着ている服装の露出度を計算する話etc……中には「オンゲキのキャラが好きすぎるがあまり、そのキャラをVOCALOID化しました」という猛者まで現れました。ハイスペックなオタクすごい。

nemuifia.hatenablog.com

 

特にオンゲキは音ゲーの中でも語れるテーマが多いゲームではあるのですが、毎日読んでいて「こういう楽しみ方もあるのか!」と発見があってとても参考になります。何より「こういう考え方や熱意を持って音ゲーをやっている人がいるんだ」と思うと自分のモチベーションにも繋がります。ところで音ゲーに対する熱意といえば、オンゲキの譜面製作者が執筆している「オンゲキ譜面部会報」が本当に名文なので是非読んでください。特にものくろっくのパートは全音ゲーマーに読んで欲しい……

info-ongeki.sega.jp

 

という訳で皆さんも自分の音ゲーに対する愛をブログで叫んでみませんか?探してみれば自分の伝えたい「スキ」がきっとあるはずです!ところでまた余談なのですが、自分は実のところ音ゲーに関する文章で上達論以外の事を書くのがあまり得意ではありません。勿論好きな譜面や曲というのは機種によって沢山あるのですが、「どういう点が好きか」というのを言語化するのがめちゃくちゃ難しいんですよね……特に曲とかはコードとか楽曲ジャンルとかある程度前提知識が必要な事もあるので。後は上達に関しては普段からずっと考えている事が多いので考えの下地があって書きやすいというのもありますね~

 

・まとめ
ここ1~2年はアーケード音楽ゲーム、ひいてはゲームセンター業界にとって大打撃の年でした。感染症の流行により、一時期はゲーセンに足を踏み入れる事すらできなくなりました。そしてその状況から回復してもゲーセン閉店ラッシュが相次ぎ、ある程度の規模があるゲーセンですら潰れる有様……自分の周りでも「ゲームパニック京都」という結構大きなゲーセンが潰れました。

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いつもお世話になってました……

 

そんな厳しい情勢の中で、一人の音ゲーマーとして何が出来るか?それは音楽ゲームコミュニティをできる限り盛り上げる事」だと考えています。そして、完全に社会情勢が元に戻った時に以前のような活気を取り戻して欲しい。かつてDDRがEXTREMEで開発終了した数年後、熱烈なファンの後押しによってSuperNOVAとして生まれ変わったように。だからこそ、文章を書いたりyoutubeに動画を投稿したりして音ゲー業界を盛り上げようと頑張っている方々には本当に頭が下がります

 

こんな偉そうな事語ってますが、結局は「他の人が書いた音ゲーの記事が読みたい!」というだけなんですけどね……

 

まとめ
音ゲーに関する記事をみんな書いて!!!!!

 

それでは~