やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

SDVX EXCEED GEAR触ってきたよ!

どうも、やまそうです。

 

 遂に自分のホームゲーセンでもSDVX EXCEED GEARが稼働し始めました。という事で今回はそれについての感想を書いていこうかと思います。感想を大雑把に言うと、

「ボルテ新作神ゲーすぎる…」

この一言に尽きます。確かに細かな改善した方が良いと思う点もいくつかありますし、それについては後述しますが、「本気で全アーケード音楽ゲームの覇権を握りにきたな…」と感じるところがあります。実際開発にめちゃくちゃお金かかってそう…

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今作もよろしくお願いします!

・筐体の印象

旧筐体と比較すると、全体的に大きくなってます。注目すべきなのは、ディスプレイの距離が遠くなり、それに伴って画面が大きくなっていることです。これにより、ディスプレイの大きさをプレー中にそこまで意識する事はありませんでした。また、判定に関してもIV→Vに移行する時には「earlyしか出ねぇ!!!」と言いながら判定がブラジルに飛んでいくプレイヤーが続出したのですが、今作に関してはバージョンの移行で判定がおかしくなったプレイヤーをほぼ見かけなかったので、もしまだ新筐体を触ってなくて「判定合わなくなるかもしれん…」という心配をしている方は安心してください。

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スペースが余ったので蝉ファイナル坪井の画像を貼っておきます

・S-CRITICALについて

正直なことを言うと、稼働開始前はS-CRITICALについて少し懐疑的な視線を向けていました。「ボルテで単発やっておもろいんかな…?」みたいな。しかし、実際にやってみるとめちゃくちゃ面白いことが判明しました。特に「同じPUCでも格差が発生する」というところが面白いと思います。従来は低難易度の譜面を一度PUCしてしまうとやらなくなってしまう、という事がありました。PUC済みで、かついつでも再PUCを出せる譜面ってよっぽど曲か譜面が良いとかでもない限りそんなに選ばないんですよ…しかし、S-CRITICALの導入によりそういう低難易度の譜面でもスコアを詰める楽しみが生まれたという点でとても意義があるアップデートではないかと思います。他の音ゲーで言い換えるなら、maimaiのでらっくスコアが近いかもしれません。

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追憶のアリアはSDVXで一番良い曲なので是非やりましょう。

 

また、S-CRITICALの恩恵はEX SCOREだけではなく通常スコアを狙う時も大きな効果を発揮します。CRITICALが出ている時に、それが早CRITICALなのか、遅CRITICALなのかというのが分かるようになったのが革命的すぎます。実際に自分がプレーしていて、「EXCEED GEAR以前のPUCとEXCEED GEAR以降のPUCで価値が変わるんじゃないか」と思ってしまった程です。ボルテVまでは、スコアを狙う際にNEARが出るまで打鍵速度を修正できませんでした。しかしS-CRITICALの導入により、CRITICALが出ている間もearly/lateが分かるようになったため、打鍵速度を修正できる回数が増えた訳ですね。ボルテVIになってからスコアを大幅に伸ばしている人を多数見かけるのはこういった点が原因なのではないかと思います。

 

ところで重要な事を書き忘れていたのですが、S-CRITICALはSTANDARD STARTでないと使えません。富豪専用モードか?と思った方、ちょっと待ってください。今作ではEX TRACKとブラスターが独立した影響で、2クレに1回EX TRACKに入れるようになっています。つまり、STANDARD STARTは実質1クレで3.5曲遊べるという訳ですね。一般的にSTANDARD STARTは1クレ120円くらいであることを考えると、LIGHT STARTでもSTANDARDSTARTでも1クレあたりの値段はほぼ変わらないということになります。正確にはSTANDARD STARTの方が1クレあたり3円ほど損なのですが、選曲難易度上限が無いことやS-CRITICALの存在を考えると十分無視できる値段差だと思います。という事でじゃんじゃんSTANDARD STARTを使っていきましょう。

 

ちなみにですが、ms表記をCRITICAL以下、early/late表記をNEAR以下にしておくのがおすすめです。ms表記は画面の右側、early/lateは画面の左側に表示されるので、普段は画面の右側を見つつ、左側で文字が表示されたらNEARが出たんだなという事を認識することができます。

 

・仕様周りの話

新筐体で60fpsから120fpsになった影響で変わった事もあります。まず、つまみの描画がめちゃくちゃ綺麗になった気がします。特に曲線つまみが本当に曲線っぽくなってます。新曲だと緋色月下、狂咲ノ絶 (nayuta 2017 ver.)(MXM)とかの譜面を見てみると良いかもしれません。ところでこの曲終盤にDIABLOSIS::Nāga(GRV)の終盤の難所が一生飛んでくるんですけどどうすれば良いんですか?更に、直角がめちゃくちゃ入りやすくなりました。これは筐体が純粋に新しいから、というのもあるかもしれませんが…

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こんな感じのやつです(画像はナーガGRV)

 

一方で、120fpsになった事で一部の譜面で元々判定のなかったつまみやノーツに判定が発生するようになった結果、ズルができなくなりました。つまみ譜面の中にはノーツ数が大幅に増えた曲もあるそうで、そういう譜面は旧筐体に比べて難易度が上がってそうですね…

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Garakuta Doll Play(HVN)のダメージノーツ(118小節目のfx-Rロングには判定がなかったため、譜面のリズム通りに押すと後ろのノーツを巻き込んでERRORが出るというバグがありました。これも修正されたらしいです)

 

・システムボイス

レイシスが喋るようになりました。やったね!こういうの何と言うか最近の音ゲー感があって個人的には好きですね。ただ、PREMIUM TIMEでPUC狙ってる時にTRACK CRASHしていきなり喋られるとビックリしちゃうのでそこだけ少し気になるかな~って感じです。ところで他のキャラにも声がついたりするんでしょうか。野増菜かなで(CVななひら)のシステムボイス実装はまだですか?

 

・ARENA BATTLE

個人的には一番期待度の高いモードです。今は店舗対戦しかできないのでなかなかやる機会が少ないのですが、梅田のラウンドワンに行った時に藍華さんという方にお願いしてマッチングさせてもらいました。

 

 

ただこのアリーナ、一つだけ問題があって(少なくとも現状は)MIRRORオプションが使えません。恐らくバグの一つなのではないかと思います。というのも、KACなどの大会で使う事を想定されているモードである以上、KACでMIRRORの使用が認められている事と矛盾してしまうので…

 

「今後オンライン対戦が実装されれば、今のiidxのようにアリーナ配信が普及するんだろうな~」という事を考えるだけでワクワクします。これは個人的な印象なのですが、iidxのランカーって他の音ゲーに比べて知名度が高いような気がします。これにもアリーナが一役買っているのかもしれません。具体的には本人が配信していなくても、視聴者から「○○さんの配信でよくマッチングしてる人だ!」みたいな覚え方をしてもらえる、みたいな事もあるのではないでしょうか。ボルテも似たような感じになったらいいですね~

 

という訳で雑多にはなりますがEXCEED GEARの感想を書いてみました。神ゲーだからみんなやろうな。

 

それでは~