やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

自分がこのブログを始めた訳

こんにちは、やまそうです。今回はこれまで結構記事を書いてきて今更こんな事を書くのはどうなんだろう、と感じるところもあるのですが「自分がなぜこのブログ(音ゲーの上達に関する記事の執筆)を始めたか」という事について書きます。始めたきっかけ自体は「京音Advent Calendar」という参加者が日替わりで記事を投稿する企画に寄稿させていただいた事なのですが、それ以外にも主に理由が2つあってこのブログを1記事/1ヶ月ペースくらいで何とか継続している感じです。

 

言語化する事によるメリット

元々自分は考え事をするのが好きな性格でした。中高生の時もゲーセンに行った帰り道に「今日のプレーはどこが良かった、良くなかった」みたいなセルフ反省会を脳内でしていました。とは言っても、別に「KACを本気で目指そう!」というほど志の高い音ゲーマーではなかったと思います。当時の自分の理想は、「そのうちランカーみたいになれたらいいな~」という非常に漠然としたものでした。まぁ受験勉強とか色々忙しくてそこまで音ゲーに傾倒する時間がなかったというのもあるのですが

 

月日は流れ、大学受験が無事に終わり音ゲーにある程度の時間とお金を費やせるようになりました。ちょうどこの時期に6thKACがやっていたのですが、6thKACの配信映像を観たのがきっかけで本格的にボルテでKACを目指すようになりました。ここら辺の話は自分がKACでエリア大会に出られたらその時にもっと詳しく書くと思います。

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↑20が2曲もお披露目された時は衝撃でしたね

 

さて、KACを目指す上で何をやるか?となった時にまず最初に思いついたのが「思考を掘り下げる事」でした。ひたすら音ゲーの事について真摯に考え続ければ、何か得られるものがあるのではないか、という訳です。当時は音ゲーをやる過程で気付いた事を日記のような感じでノートに書き込みまくっていました。実際にこの思考の過程で様々な収穫を得られたと思っています。とは言っても、中には今振り返ってみると合理的と言えるか怪しいものも混ざっていたりするのですが…

 

ともあれ、気付いた事をノートに書き込む、という作業を繰り返していく過程で「言語化する事のメリット」に気付きました。それは「普段のプレー中により意識が向くようになる」ということです。これだけだと訳が分からないと思うので具体例を出してみます。例えばボルテでスコアを狙いたいとなった時に「目線を固定する」という意識をしますよね。というかどの音ゲーでもそうだと思います。ボルテをプレーしていく中である人が「高いスコアを出すためには、目線を固定すればいいんだ!」という事に気付いたとします。しかし、普通にプレーしていると翌日には完全にその事を忘却して、意識の彼方に飛んで行ってしまう事が多いと思います。実体験がある方もいるのではないでしょうか。その場で気付いた事を文章として書き留めておくことで、これをある程度防ぐ事ができます。つまり、このブログは読んでいる方のためになる(願望)だけではなく、自分のためでもあるんですね。

 

音ゲーマーを救いたい

自分が普段音ゲーに関する記事を書いている時、「色んな人が参考にしてくれたらいいな~」とは思っているのですが、主にターゲットにしているのは「音ゲーに対するモチベーションはあるのに、どうやって上手くなれば良いのか分からない」という人達です。音ゲーに対するモチベの高さというのは個人差が結構出るもので、ある種の"才能"なのではないかと個人的には思っています。確かにモチベを適切に管理する事やモチベを落とさない練習方法というものは存在しますが、それでも基礎のモチベの高さがなければあまり意味がないような気がします。そもそも、そこまで好きでない事に熱心に取り組んだところで練習効果が望めるとは考えにくいですし…

 

そのようなある種"才能あるプレイヤー"が「練習の仕方が分からない」という理由で上手くなれないのはとても勿体無いことだと思います。これは自分が普段から言っていることなのですが、「上手くなればなるほど、より視野が広くなる」んですよ。音ゲーが上手くなれば、楽しくプレーできる譜面の数も増えますし、音ゲー的に大きな目標(皆伝やインペリアルなど)を達成した時の喜びは何物にも代えがたいものだと思います。この楽しみをより多くの人に知って欲しいし、音ゲーを面白いと思ってくれる人がもっと増えて欲しい。この思いで自分はブログを書いています。

 

結局は、「良き音ゲーマーでありたい」という事です。音ゲーが上手くなる事ももちろん大事なのですが、それだけでは不十分です。音ゲーは上手いけど、犯罪行為を起こしたり問題を起こしたりするようなプレイヤーは自分が嫌なので…実際、BPL ZEROや今後BPLが発展していく過程で音ゲーの上手いプレイヤーはこれからもっと表に出る舞台が増えていくと思いますが、他のe-sportsと同様に、上位のプレイヤーの印象はそのゲームの印象に直結します。そのため、これからはより上手いプレイヤーは適切な振舞いが求められるのではないでしょうか。音ゲーが上手く、それでいて驕る事なく、音ゲーの楽しさを広め、初心者に手を差し伸べられるような人でありたい。それが自分の音ゲーマーとしての夢です。

 

自分語りが多くなってしまいましたが、今回はこれで。

それでは~