やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

音ゲーの上達を3段階に分けて考えてみた。

こんにちは、最近はギタフリにお熱なやまそうです。先月末にギターで銀ネームを達成したのですが、一昨日のアップデートでNEX+AGEというバージョン名を冠した楽曲が登場してしまい、新作が出ることによるスキルリセットに戦々恐々としています。頼むから金ネームになるまではもう少し待って…

 

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↑初めての単曲170点超え。次回作で難易度値ナーフされそう

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↑最近は運指オルタと格闘しています

余談なのですが、ギタフリやってて思うのは「これほどコツの言語化が難しい音ゲー他にはないだろうな…」という事です。ギターが他の音ゲーと一味違う点として、「1ノーツの入力に"抑える"と"弾く"の2つの動作が要求される」という点が挙げられます。そのため、「譜面は認識できるのに、正しく入力ができない」という事が往々にして起こります。SDVXで言えばLv16程度の階段譜面をギターでそのまま配置すれば最難関譜面クラスになってしまうことでしょう。このゲーム性がギタフリというゲームを難しく、そして面白くしている要因の1つなのですが、譜面認識の問題はともかく入力の問題に関しては最終的に「慣れ」に落ち着いてしまうことが多い感じがします。ギタフリ始めたては低BPMの8分運指譜面ですらC判定とかしか出ないと思うのですが、気付いたらなんかできるようになってたりします。不思議。

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ギタフリの「慣れ」をなんとかして言語化できないか奮闘中…

 

ここからが本題なのですが、自分は音ゲーの上達については3つの段階がある」という風に捉えています。この3段階を意識することでただ闇雲に回数を積むだけではない、ある種の「方向性」を持った上達をできるのではないか、と考えています。以下、その3段階について詳しく説明していきます。今回は全ての音ゲーに通じる話だと思うので、結構抽象的な話が多いかもしれませんがそこはご了承を…また、便宜上習得したい技術を"技術"と表記するものとします。("技術"の例…ボルテなら片手トリルや縦連など、ギタフリなら運指オルタや2連など)

 

①意識せずに、"技術"ができたりできなかったりする

"技術"を習得するにあたって、まずは回数を積むしかありません。"技術"を習得するのに適した練習曲を探して、それをひたすらやりましょう。ここで注意すべきポイントが1つあって、「練習曲をやっている自分に陶酔しないこと」です。上達に繋がる曲ばかりやっていると精神状態がちょっとおかしくなる、と言うか「その曲をやっているだけで上手くなる」ような気がしてしまいがちです。確かにそれはある種事実ではあるのですが、この段階において一番重要なのは「コツ」をできる限り拾い集めることです。「コツ」というのは「どういう状況下であればその"技術"が上手くプレーできたか、逆に"技術"が上手くできなかった時はどういう点がいけなかったか」という感覚の集まり、と考えてもらえたら良いかと思います。

ここで少し厳しい話をすると、「コツ」に対する敏感さ、というのは鍛えるのは容易ではないように感じます。音ゲーの才能の1つの形かもしれませんね。とは言っても、自分だけで「コツ」を掴み切れない場合は、「"技術"を習得済みの人に意識していることを聞いてみる」というのも有効な手段となり得ます。

②意識して、"技術"ができるようになる

①で「コツ」を十分に拾い集められたら、プレー中にそれらの「コツ」を意識的に行う練習をしてみましょう。実際のプレー中は、譜面認識に意識が取られてそれらのコツの事が頭から抜けてしまうことも少なくないのですが…

またこの段階では「コツ」を意識したからと言って、100%に近い成功率にはならないと思います。「①よりは成功率は上がったけど、まだ完璧には遠い」くらいなのではないでしょうか。

③意識せずに、"技術"ができるようになる

②で「コツ」を意識しながら"技術"を上手くプレーする経験を積み重ねていると、自然とこの段階に移ります。「コツ」の意識→"技術"をプレーという流れを何回も繰り返すことで、その"技術"が要求された譜面が降ってきた時に無意識に「コツ」を実行し、"技術"を上手くプレーできるようになります。イメージ的には脳の中でそういう"回路"が形成される、みたいな感じなのですがそこら辺は素人なのでよく分かりません…

「意識してできるのも、意識せずにできるのも、結果的に"技術"はできるんだから結局は同じじゃないの?」と疑問に思われた方もいると思いますが、この2つには大きな違いがあります。"技術"を無意識にプレーできる、ということは「その"技術"が要求される地帯に対して要求される意識をほぼ0にできる」ということなのでそれだけ他の地帯に意識を割くことができます。この状態がオンゲキのプレイヤーが俗に言う「オートプレイ」という状態なのですが、それについては分かりやすい記事があるので参考までに貼っておきます。

bg-otogame.hatenablog.com

 

ここまで音ゲー上達の3段階仮説(?)について解説してきましたが、この記事を読んで普段音ゲーで「"技術"を身につけたい!」となった時参考にしていただけると幸いです。

 

それでは~