やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

ボルテの不調と向き合う。

こんにちは、やまそうです。

 

 ちょっと前に以下の記事を読みました。参考になるのでみんなも読もうな。

https://kokitantantan.hatenablog.jp/entry/firstpost

 

さて、この記事に影響を受けて「自分も久しぶりにじっくりと音ゲーについて考えてみようかな」と思った訳です。実はここ数日、音ゲーをやってて上手く行かない、楽しめないということが続いていました。そこで、それを解決するためのきっかけになればいいかなぁという感じです。そのため、かなり個人的な(ボルテの)話が多くなります。また、他の記事のように「こうすればいいよ!」というものでもないのでまとまりのない文章になっていると思います。その点あらかじめご了承ください。

 

・「自己べを出さないと無意味」という強迫観念

最近は18のPUCを増やすことに専念しており、最近になってようやく18P100曲を達成しました。(現在103曲)そのためPREMIUM TIME、通称Pフリーを使うことが増えていました。自分はP狙いをする時にクイックリトライのボーダーをPUCにしてやる事が多いのですが、その時に「ニア出した感触はないのにクイックリトライが発動した」というのに悩まされています。

その原因について少し考えてみたのですが、「クイックリトライをした瞬間に集中の糸が切れてしまうから」ではないかと推測しています。P狙いというのは集中力をとても要するため、クイックリトライが発動する度に判定を合わせるために無意識にできていたこと(姿勢、目線、押し方etc…)を再調整せざるを得なくなり、それらが定まらないため更にニアが出やすくなり…という負のスパイラルです。

また、Pフリーは基本的に結果を出すためのプレーで用いられます。具体的にはP狙いだったりUC狙いだったりS狙いだったり…そのため、Pフリーでやっている「上手く行かなければ一回捨てゲーしてリセット」というのが癖になる、いわゆる"捨てゲー癖"がついてしまう危険があります。ピアノの練習でも似たような話を聞いたことがあるのですが、「通しで練習する時は途中で失敗しても最後まで弾き続けろ」と言います。何故なら、途中で失敗して最初から弾き直すのは、"やり直す練習"になってしまっているからだとか…

個人的には捨てゲーはしないに越したことはない、と思っていますがそれでも無意識にしてしまうことがあります。捨てゲー「自己べを出せないプレーに意味はない」ということが根底にあると思うのですが、この考えは改めた方が良いだろうなと思います。結果的に練習になる、自分の身になるプレーであれば自己べが出なくたっていい。そう思えるかどうかは結構大事だと思います。P狙いが地力上昇に結び付くのか、というのは議論の余地があるかもしれませんが…

 

・承認という呪い

苦労して出した、もしくは自分的にはめちゃくちゃ上手い渾身のリザルトというのはやはり伸びて欲しいものです。これはTwitterをやっている音ゲーマーなら誰しもが多かれ少なかれ感じていることだと思います。だからこそ、「あいつ俺より下手なのにめっちゃいいねされてる…」みたいなことがたま~にTwitterで言われる事があったり。

もちろん他人からRTやいいねを貰うために音ゲーをやっているのではないのですが、リザルトツイートが伸びたら「自分の実力が認められた」みたいな気がしてしまうものです。もっと言えば、渾身のリザルトをツイートした後に飛んでくるおめリプに返信している時が音ゲーやってて一番楽しいまである

 

 

・客観的な上手さ

これは上で書いた承認の話と関連します。他の音ゲーマーからの承認を得るためには、本人の実力、もしくはリザルトが凄いということがパッと見て分かる必要があります。ボルテにおいて、客観的な実力の指標として代表的なのはスキルアナライザーの段位とVOLFORCEでしょう。後光暴龍天は凄いし、インペリアルはもっと凄い。更にもっと上のレベルで言うと"KAC出場者枠"を持っている人は明らかにボルテが超上手いと言えるでしょう。(KACエリア大会出場者も楽曲公募採用者みたいな感じでアピカにKAC枠がつく)

VFはその仕様上20.63(20全曲S+18PUCまたは19UCを37曲)からは、19でPUCを出すか20でUC以上しないと伸びません。そのため、19でPを出せる人はVFが伸びやすいのですが、自分は他のプレイヤーと比較するとPを出すのがあまり得意じゃない傾向にあるので…19でP済みなのは月光乱舞とHEXA DIVER2で最近追加されたLubedeRだけですし…

VFは実力の一側面にしか過ぎません。特にボルテIVとボルテVで比較すればそれは明らかだと思います。ボルテIVのVF計算式は難易度に大きく依存していたため、VFの高さは「20がどれだけできますか?」というのを示していました。うってかわってボルテVのVF計算式はPUCやUCでボーナスが入るため「決定力重視」であると言えます。VFのような実力的指標とどうやって向き合うか、という話はそのうちどこかで書くと思います。それでもVF=実力だと思い込んでしまう自分がどこかにいる…

 

・周囲との比較

これもTwitterやってる音ゲーマーは避けられない話だと思います。一時期自分は「自分よりVFの高いプレイヤーを見つけ次第片っ端からフォローする」というのをやっていました。これで結果的に上手い人と知り合えたところもあるので良いこともあるのですが、人によっては心が折られる可能性があるので万人にはおすすめしないですね…井の中の蛙であった方が精神衛生上良いこともある…

さて、自分の周りのプレイヤーを見ていると、年下で勢いのある方をかなり見かけます。18のめっちゃ難しい曲をPしてたりとか19をPしてVFをどんどん稼いでたり…「果たしてこの人たちに勝てるのか…?」というのは常につきまとう問題です。というのも自分がもともとKAC出場を目標に掲げていたこともあり、彼らに限らず「今この人と勝負して勝てるのか」というのは他のプレイヤーを見る時に凄く気にしています。

彼らのリザルトを見ていると、自分の実力の至らなさを痛感させられます。しかし、Twitterにアップロードされるリザルトは氷山の一角に過ぎません。そのリザルト達の背景には何十回、ひょっとしたら何百回の失敗があります。わざわざ失敗したリザルトをアップロードする人ってあんまりいないでしょうし。そのため、「もしかしたら周囲のプレイヤーを過剰評価しているのかもしれない」と考える方が精神衛生上良いのかもしれません。

 

音ゲーをやる意味

最後に、最初のブログ記事でも書かれていた「"どこまで"上手くなりたいのか、そしてもしそこまで到達したら今度はどうしたいのか」ということについて書きます。

自分の今の目標は「ボルテでKACに出場すること」です。これは自分が大学生になった3年半前からずっと変わりません。そして、上手くなった暁には今やっているブログ記事の執筆や、youtube配信(まだ配信環境ないけど)などを通して「ボルテの楽しさをもっと多くの人に伝えたい」と思っています。今はKACに出場するために実力をつけることが最優先なのでLv18~20の譜面をプレーすることがほとんどです。しかし、将来的には全曲のEXH・MXM譜面を触るくらいはしてみたいと思います。あとはボルテの歴史や、エフェクターの特徴なんかについても詳しくなりたいですね。

今年は恐らくKACはないと思いますが、ぶっちゃけ次のKACが開催された時には枠数が前と同じ16枠であれば5割以上の確率で西エリア大会には出場できると思っています。そして、KACに出場した時に自分は何を思うのでしょうか…それはその時が来ないと分かりません。

あとは自分が音ゲーをやる意味として、「今好きなことを全力でやらないと、後になって死ぬほど後悔しそうだから」というのもあります。これは音ゲーだけに限りませんが、人生の中で「これだ!」というものを見つけられた人は幸せだと思います。自分自身、大学生になって音ゲーを本気で上手くなろうと決意した時から人生がより刺激的になりました。

 

ここまで最近思った事を雑多に書き連ねてきましたが、これを読んで参考になった人がいれば(いるのか?)嬉しいです。

 

それでは~