やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

音ゲーと学業を両立させるために。

こんにちは、やまそうです。

 

 今回は、音ゲーと学業をいかにして両立させるか」という話題です。中学生~大学生の音ゲーマーは多いため、このテーマは割と実感のある方が多いのではないでしょうか。そこで、自分なりに学業と音ゲーを両立させるためのヒントのようなものをいくつか挙げてみようと思います。

 

※このブログの読者は音ゲーマーの方がほとんどだとは思いますが、もし非音ゲーマーの方がおられたら「音ゲー」の部分を「趣味」に読み替えて読み進めていただけたら良いかと思います!

 

1: 学業と音ゲー、2つの"武器"を持つこと

音ゲーは楽しむことも大事ですが、中には「めちゃくちゃ上手くなってプロになりたい!」という程向上心に溢れている人も居ると思います。しかし、残念ながら音ゲーのプロで飯を食う」というのは現実的でないと言わざるを得ません。確かに、BEMANI PRO LEAGUEといった企画が動き出して音ゲーのesports化の流れが来ているのは事実です。しかし、それですら大会要項を見てみると「1シーズン(5ヶ月程度)の最低報酬額が20万円」となっています。もちろんこれは下限なのですが、だとしてもBPLの収入だけで生活を成り立たせるのは困難でしょう。そもそも本気で頑張ったからといってプロゲーマーになれる保証はないですし、年齢によるパフォーマンスの低下の問題もあります。

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生き返れ生き返れ…

 

そこで、音ゲーに頼らずとも生計が立てられるようになる必要があります。そのために一番手っ取り早く、かつ多くの人に当てはまる方法はやはり勉強することなのではないでしょうか。「勉強をすれば偏差値の高い学校に入れて、良いところに就職できる」というのはちょっと単純化しすぎた考え方のようにも思いますが、学歴は良いに越したことはないはずなので…

 

また、勉強をすることは「自分の選択肢を広める」という点でも非常に有意義です。これは特に大学受験の話になるのですが、どの学部に行こうか、となった時に優秀であればある程"より多くの大学や学部を目指すことができる"という自由が与えられます。実際には目指すのは人の自由なのですが、現実的には受かりそうなところを受けないと意味がないので…

 

ようは「音ゲーと学業のバランスを考えようね」という話です。音ゲーばっかりやっててもリアル方面が上手く行かなくて音ゲーに影響が出たら目も当てられません。(後述)実際自分の周りにも、学業をきちんとこなしながら各機種の最前線を走っている人はたくさんいます。だからランカーになりたい人も、そういう人たちを目標にして頑張れば良いのではないでしょうか。

 

ここからは余談なのですが、個人的にはプロゲーマーになりたいというよりはプロを自称しても遜色ない実力を身につけたいと言った方が適切でしょう。自分の実力を証明するのは肩書きじゃなくて自分のプレーだと考えています。肩書きに自分の実力を保証してもらうようになってしまったら、それ以上先には進むことはできなくなるように感じます。

 

2: 健全な音ゲーは健全なメンタルに宿る

これは自分の実体験に基づく話です。当時学部2年生だった自分は、大学の試験の追試に5教科くらい引っかかって死にそうになっていました。一応弁護しておくと、これは自分が怠けていたからとかじゃなくて絶望的に効率の悪い勉強法をしていたからだと思います。大学の勉強って高校までの勉強と違って「教科書の内容一通り覚える」みたいなのが不可能なんですよね。教科書がそもそも辞書くらい分厚かったりするし…

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↑辞書くらい分厚い本の例

 

そんな感じで当時はメンタルが死にかけだったのですが、そういう時に音ゲーをやっても心のどこかで「留年するかもしれない」というマイナスの気持ちが残っているので、素直に楽しめないんですよね。当時は上手いリザルトが出ていたかどうかは不明ですが、間違いなく音ゲーのモチベに悪い影響を及ぼしていたと思います。

 

つまり、勉強に限らずリアルを充実させることは音ゲーのためでもあります。先程の例を逆にすると、リアルが充実すれば晴れやかな気持ちで音ゲーをプレーすることができるため、より音ゲーに集中することができます。学生の方なら共感してくれると思いますが、音ゲーのことだけに集中できる時間がいかに幸せなことか。学生は夏休みがあるけど、社会人は長期の休みなんてなかなか取れないんだろうなぁ…

 

3: 受験勉強も音ゲーと似ている

最後は受験生、特に大学受験をする高3生もしくは浪人生向けの話になります。自分が受験生だった時は全く気付かなかったのですが、受験と音ゲーには似ている部分があると思います。例えば、自分の苦手な範囲を対策することは音ゲーでは対策や運指研究に近いですし、模試などで明確に点数や偏差値によって自分のパフォーマンスに対するフィードバックが返ってくる点はまさしく音ゲーのスコアと同じであると言えます。つまり受験もゲームと一緒、と割り切ってしまえばいいのです。

 

実際自分が通っていた塾は駿台模試とか大学別模試のトップランカーが多数在籍していたのですが、そういう人たちの中にガリ勉タイプは少なくて、むしろ彼らは受験をゲームとして捉えて楽しんですらいたように感じます。音ゲーでも受験でも「好きこそ物の上手なれ」というのはどうやら正しそうです。

 

あともう一つ。受験生はしんどいと思いますが、音ゲーで息抜きすることも大事です。根を詰めすぎても勉強の効率が低下してしまうのでやりすぎない程度に遊びましょう。ちなみに自分は入試直前期に塾が近くにあることを良いことに梅田のラウワンでボルテの解禁作業をしてました。

 

なんかまとまりのない文章になってしまいましたが、これを読んで学生音ゲーマー各位の勉強に対するモチベが上がれば幸いです。

 

それでは~