やまそうの音ゲー紀行

音ゲーに関する幅広い話題について書きます(上達論多め)

君も音ゲー多機種勢になってみないか?

こんにちは、最近はオンゲキにハマっているやまそうです。

 

さて、今回は音ゲーにおける多機種勢についてです。自分自身、音ゲーをやっている内に興味が高じて色んな機種をやるようになった結果、ACで稼働している機種だけでも

jubeat

・リフレク

・ボルテ←今のメイン機種

弐寺(SP、DP)

ギタフリ

ドラマニ

ポップン

DDR

ノスタルジア

・maimai

・CHUNITHM

・オンゲキ

辺りの機種は一通り触ったことがあります。(当然ですがやり込み度合いが全く足りてないのもあります…) そこで、自分自身が色んな機種をやってきた過程で思った多機種勢になることのメリット多機種勢になる上で気をつけると良いことの2つについて解説しようと思います。

 

①多機種勢になることのメリット

その1: 交流の幅が広がる

個人的にはこれが多機種勢の一番の強みなのではないかと思います。当然ですが、1機種しかやっていないとその機種をやっている人としか交流できません。しかし様々な機種をやっていれば、相手の音ゲーマーと共通の機種が1つでもあればその話で盛り上がることができます。

 

自分がこの強みを一番享受しているな~と感じるのが、音ゲーサークル同士の交流会をしている時になります。自分が所属している京大音ゲーサークル京音では、年に2回東大音ゲーサークルB4UTとどこかのゲーセンを貸し切って交流会(対戦会?)をする都nthと呼ばれるイベントがあります。このイベントでは誰とマッチング(対戦)するか、というのを決めるために事前に参加したい機種を事前申請することになっているのですが、そこで自分はできるだけ多くの機種で参加申請を出すようにしています。これには「人を交流戦でボコボコにするのが楽しいから」というのもあるのですが、「せっかくの交流会なのだから色んな人と話さないともったいない!」と思うからでもあります。普段は会えないような人と音ゲーの話をするのってめっちゃ楽しいですし。

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↑ これが交流や________________

 

その2: 好きな曲に出会える確率が高まる

音ゲーの醍醐味の一つとして音ゲーを通じて好きな曲と出会う」というのがあります。当然ですが、やっている機種が多ければ多いほど好きな曲と出会える確率は上がります。最近では特定のアーティストの書き下ろし曲が色んな機種(特にセガゲー)に収録されるようになりましたが、それでも特定の機種にしか曲を書いていない方も多いです。自分も大好きなアーティストってたくさんいるのですが、それについて述べると1つ分ブログの記事が書けてしまうくらいの量になってしまうので今回は割愛。(山本真央樹さん、上ノ瀬つかささん、Pa's Lam Systemさん、工藤吉三さんetc…)

www.youtube.com

↑MIND ERUPTION/山本真央樹 曲がよく分からないのにめちゃくちゃカッコ良いので是非聴いてください

 

またこれに関連する話なのですが、多機種勢をやっていると音ゲーの話題についてのアンテナが鋭くなります自分が今やっていない機種でも、「このゲームにこのアーティストさんの書き下ろし曲入ったんだ~」とか「このゲームにこの曲移植されるんだ~」とか。そのため、仮に一時的にしかやっていないにしても色んな機種を触っておくことは十分意義があるように思います。

 

その3: 他機種の地力を移植して上達が速くなることがある

いわゆる「根源的地力」とか言われているものですね。多機種勢の場合、新しく稼働した音ゲーを触っても他の人と比較して上達が速いことがあります。これは何故かというと「他の機種で培った譜面認識力、譜面認識の方法、ノーツの押し方(体の使い方)を応用することができるから」になります。これをざっくりとした言い方で地力の移植」と呼んでいます。もちろん、機種同士で移植しやすい移植しにくいの相性があったりするのですが…

 

最近これの恩恵をオンゲキで受けています。オンゲキは、自分が普段メインでプレーしているボルテと入力デバイスが近いところがあります。レバーをつまみ、左右の鍵盤をBTやfxと考えると分かりやすいんじゃないでしょうか。そのため、「見たまま押すしかない系譜面」(最近登場した14のAstrøNotes. とかがそうですね)において他のプレイヤーに比べて大きくアドバンテージを取ることができます。少なくともオンゲキに関しては、ボルテの上手いプレイヤーがめきめき上達していく例をいくつか見ているのでボルテの実力とオンゲキの上達速度の相関に関しては恐らく間違いないでしょう。とは言っても、14や14+で理論値を狙うレベルのトッププレイヤーになろうと思ったらオンゲキそのものと向き合う必要が恐らく出てくるんだと思います。

 

根源的地力について少しだけ補足をしておきます。ここ数年のKACを見ていて気付いたことなのですが、「KAC出場者の中にBMSが超上手い(発狂皆伝~)人が一定数いる」という点は特筆すべきでしょう。また、これが弐寺のKAC出場者だけに限らないという点も面白いですね。BMSは譜面が認識できないと何も始まらないゲームなので、「BMSが"認識力"という点で根源的地力を作り出しており、それが他の機種にも生きている」という可能性は十分にあるでしょう。ちなみに自分が大学に入ってからBMSを真面目にやるようになったのもこの事がきっかけだったりします。

 

自分も色んな機種できる方ですが、たまに多機種上手い人で「この人とは住んでいる世界が違う…」と思うことがあります。複数機種で全国レベルのランカーになってる人とか、新機種が稼働して即全曲理論値出しちゃう人とか。そういう人たちと張り合うためにはどうやったら良いんだろうな…というのは今後の課題になりそうですね~

 

その4: メイン機種で伸び悩んだ時の気分転換として遊べる

音ゲーをやっていると、必ず伸び悩む時が来ます。伸び悩む時期というのは精神的にしんどいですし、人によってはそのゲームを辞めるかどうかというところまで悩んでしまう人もいると思います。

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↑スランプにハマるとこうなりがち

 

多機種をやっていると、メインでやっている機種が行き詰まった時に他の機種で気分転換することができます。他の機種で遊んでいるうちに、音ゲーそのものの演奏する楽しさを思い出したり、思いがけない"ひらめき"を得ることでスランプから脱出することができるでしょう。

 ②多機種勢の注意点

ここまで多機種勢の良い点について4つ述べましたが、ここからは、「自分が普段多機種勢として意識していること」について説明していきます。念のためですがこれはあくまで「自分はこうしているよ!」という紹介であって、強制するものではありません。今から書くことを通して皆さんがそれぞれの「音ゲーとの向き合い方」を見つけて貰えたら、と思います。

 

多機種勢を目指す上で自分が気にしている点として、「器用貧乏にならないか?」というのがあります。多機種をやっていると必然的に上達するための時間やお金といったリソースが色んな機種に分配されるので、結果的に「自分のメイン機種ってなんやったっけ…」という状態になってしまいがちです。これを避けるために「軸となるメイン機種を決める」ようにしました。自分の場合はボルテですね。そうすることで、「この機種がめちゃくちゃ強くて、だけど他の機種もある程度できるよ~」という自分が目指す多機種勢の理想像に近づけるように思いました。

 

もう1つ意識していることとして、「サブ機種は2つくらいまでにしておく」というのがあります。自分は飽きっぽい性格なのでサブ機種がころころ変わったりするのですが、どのゲームでも一定ラインの実力帯から「集中的にやらないと上手くならない段階」が存在します。そのため、多機種勢だからといって適当に色んな機種をやっているばかりでは実力が頭打ちになってしまうでしょう。そこで、集中的にやるためにサブ機種の数を制限することが有効であると言えます。今回は"2つ"としていますが、これは自分の経験的にこれくらいかな~という程度のものなので人によっては3つになったりするかもしれません。

 

ここまで多機種勢のことについて色々書いてきましたが、多機種勢になると良いことばかりなので皆さん多機種勢になりましょう!(布教)

それでは~